ままならない

たいせつなのはロマンス

どうしたらいい?こわい、最近の私こんなかんじ、脈絡はありません

世界がこの手のひらに収まっていて、簡単に見ず知らずの人の生活が覗けるから、切り取られた美しいものだけがみれるから、素敵な未来を妄想して可能性があると勘違いをした そんなわたしはこの時代の犠牲者だなーとかおもう

憧れや想像だけを頼りにこれまでの人生を進めてしまったからこれからどう現実に帰ればいいか分からなくなってしまった

たしかにアーティストとして生きたい、みたいなやんわりした野望はあったけどわたしにはそれまでのプロセスもストーリーもないこと、別に本気で伝えたいことがあるとか、特に見せたい世界観を持っているわけでもないこと、薄々気づいていたけど、最近ガタが来た、限界だって感じてきた そういう場で出会う表現している人と話をしたら中身の豊富さや真摯な気持ち、純粋な気持ちに、わたしにはこれがないんだって、劣等感とか羞恥心が生まれてどうしても怯んでしまう、自分の浅はかさに心底落ち込んで、いまやっていることに自信持って言い張れない、絵で食っていきたいかと聞かれても苦笑いでその場凌ぎのことしか答えられなくて、ほんとにやるせない、その程度なのか〜と悲しくなる

悲しいから認めたくないけど芸術をしてみることで安心していた、いわば自己肯定感を上げる材料、生きているという認識に繋がっていた、自我を保ってた、ただわたしが芸術に片足突っ込もうとしたのはそれの理由だけだったのではないかと、本当に悲しいし恥ずかしい、とっても浅はかだった

ただ本当に文化的なものを愛している、音楽も映画も絵も文章もその他諸々、へんてこなひとが生み出すものが大好きだし興味はある、たまにこれもアイデンティティを生み出すひとつのもので純粋な好きではないのかとか考えすぎて悲しくなるけれど、きっと、多分、絶対愛している

だからこそ自分の浅はかな向き合い方に落ち込むし、悲しくなるし、やってはいけない人間だったんだといま感じているんだと思う

で、これからどう生きてこって感じです

18から24までこの6年間ほど、夢見てごっこ遊びみたいだったかもしれないけど、絵を描いてきたし発表もしてきた、自分のつくるものが良いと思える時間も、楽しかった時間もあったことは確か それがあった上で、ここからどう現実に戻って、幸せに暮らすのか、やり方がわからん 本音の部分でこれまでのことに踏ん切りをつけたいのか、まだつけたくないのか、もよくわかってない

 

真空状態みたいなところに1年ほどいたい、なにもないところで、人ともあんまり関わらず、私の本当の気持ちとかこれからの指針を考えるために遠く誰も知らない場所に行きたいなあ

カメレオンみたいなわたしは周りに影響されながら瞬間瞬間の気持ちを重ねてこれまで生きてきたのだな、自分の心って何処にありますか、これまでの意思も言動も全部偽物だったんですか、幻だったんですか、とか思えてくると本当に虚無

とか思うと一回、真空パックされたいと本気で思う

ちゃんと就職をして、定時で嫌なこともありつつ仕事をこなして仕事帰りには同僚や友達とご飯にいって家に帰ってくたくたのまま気持ちよく眠ってまた朝起きて仕事にいく生活、それなりのお給料を貰って今よりも良い部屋に住み、月一で自分のご褒美を買っちゃったり、土日には遊びに出かけるし親孝行もできる生活、わたしにはあるんかな

いつか好きな人ができて結婚したい、家族になりたいと思える日、くるんかな

そういうありふれた幸せというものわたしには手に入るのかなあ、

悲しい、想像もつかない、わたしの幸せはなんなんだろうなあ

 

いまわたしのいる場所は崖の淵という感じ、ポジティブに言えば転換期、いっそのこと落ちて人生がらっと変えようぜ〜〜とか思う

あああ