ままならない

たいせつなのはロマンス

 

しんどい気持ちの根源はやっぱり自信のなさ、曖昧な自分の気持ちからくる居心地の悪さにある

自分と対話しないと、考えなきゃ、と思うのだけどいつも着地点が見つからずやんわりと終わらせてしまうこと、それで自分を謎のままにさせて何もわからないままを繰り返してるからずっと、ずっとやんわり苦しいのだと思う

鬱々としたものが足を引っ張っている、考えがどうしても前に向かない

いま平和に過ごせているし、周りにいる人間も別に不快ではなくて、特別困ったこともない、京都にきて出会った人にもこの部屋にも街にも少なからず愛着は湧いている

その反面ずっと自分自身のことは愛せなくて、実体のないもののように感じてしまう

体と心が離れたところに存在しているみたいな、どこにいる自分も自分なはずなのに自分と言い切れる自信がない

見栄を張るために選んでしまったんだろうなと思うものにガタが来てしまった

本当に馬鹿で軽率だったとか、今更後悔しても遅いのに

純粋な意欲、わたしにはとてもないから、羨ましくなる 好きなことしよう、とか前向きであろう、楽しいであろう言葉をかけられても私はいつも頭を悩ませるし、そんな自分に落ち込む

そっち側の人間になりたかった、やりたくて仕方ないから、気が紛れるから、手が動くからやっている、そういうの私にも欲しかった

あくまで自然な、純度100%で作られるもの、作れる人には絶対に敵わないし同じ土俵にいようとしたこと自体おかしかった

わたしは物事にそこまで興味も意欲もないし、創作に関しては見栄を張るための手段として、それ故の強迫観念でこなしていて、なんのプロセスもストーリーも、これを伝えたいだとかもない

それ見ないふりしてるのも、それ自体に気づいてることずっと分かっていた

浅はかな自分がとてもアホらしく思えてきて、苦しくて、自分の一番嫌いな人間に自分自身がなってしまっているような気がして

もうどこへいけば、なにをすればいいか、すっかり分からなくなった

間違えた

やりなおしたい

白紙にしたいとも思う

けどそんな行動も怖くてなかなか起こせない

これまで見て見ぬフリしてまでもどうにか信じて重ねてきたものを捨てるのはとても勇気がいる

根拠のない自信はもうとおくに消え去って、直感みたいなものやその他の感情のアンテナ、いつのまにか壊れていた

自分を分かってあげたい、許してあげたいだけなのに、どうしてこんなに難しいんだ¿